早期アルツハイマー型認知症診断

早期アルツハイマー型認知症診断システム(VSRAD)について

早期アルツハイマー型認知症に特徴的に見られる海馬傍回付近の萎縮の形態画像情報を解析し、診断支援情報に変換するシステムです。このシステムの開発により、MRIの画像診断において、これまで目視では難しかった早期アルツハイマー型認知症診断の支援情報を提供することが可能となりました。従来アルツハイマー型の診断にはSPECTやPETなどの放射性医薬品を用いた検査(核医学検査)が必要でしたが、早期アルツハイマー型認知症診断システム(VSRAD)ではMRI装置があれば良く、手軽に短時間で判定できます。

早期アルツハイマーイメージ
早期アルツハイマーイメージ

アルツハイマー型認知症の重症度別の主な症状(家庭で見られる特徴)

  軽度 中等度 高度(重症)
記憶
  • 通帳などのしまい忘れ、置忘れがある。
  • 最近の大きな出来事(冠婚葬祭など)を忘れる。
  • 昔の印象深い出来事を忘れる。
服装
  • 自分で選べるが同じ服装をしていることが多い。
  • 季節や状況に合った服装をしない、指摘しても同じ服装をする。
  • 介護者が服を選ぶ必要あり。
  • ボタンのある服を着るのが困難。
日課
料理
  • 日課は今まで通りこなすが、複雑な料理が困難になったり、味付けが変わったりする。
  • 日課でしなくなることが増える。
  • 簡単な料理でも間違う。
  • 家事をほとんどしない(料理ができないほど)。
外出
買い物
  • 買物リストがあれば本人だけでの買い物でも支障がない。
  • 外出したがらない。
  • 日常品の買物でも間違う、同じ物を何度も買う。
  • 自分からは外出しない。
  • 買物に出かけない。
服薬
  • 服薬を忘れることが度々ある。
  • 言わないと服薬を忘れる。
  • 介護者が管理しなければならない。
気分
  • 時々、不安や気分の落ち込みが見られる。
  • イライラすることが増え、笑顔が減る。
  • 表情は以前に比べ乏しくなる。

物忘れなどを気にされている方、またご家族について心配な方はご相談ください。

アルツハイマー型認知症では、海馬・海馬傍回の萎縮が最も早く起こることが判明しています。したがって海馬・海馬傍回付近の萎縮を評価することが、早期アルツハイマー型認知症における画像診断のポイントです。

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